2020/09/19 15:00

先日おもしろいコーヒー屋を見つけました。

「三軒茶屋珈琲 red clover
美容師さんのおすすめで行ってみました。最近流行のサードウェーブ系かと思いきや豆売りの専門で、店内の広さは3人入るのがやっとのスペースで豆を詰めてる瓶が20種類以上ありました。店主が生産国に行った時の写真や世界地図があり日本人がやってなさそうなお店でした。

聞くところによると店主は面白い経歴の持ち主で、ニカラグアに共同オーナーとしてコーヒーの農園を持っているそう。なぜニカラグアかというと無職の時にニカラグアをフラフラしててたまたまコーヒー農園を見つけたのでそこに、「働くから住ませてくれ」と頼んだことがきっかけで共同オーナーになったそうです。まずニカラグアをフラフラするのが謎ですよね笑

そういう経緯もあり中米にコネができコーヒー豆のほとんどがダイレクトトレードだそうです。個人でダイレクトトレードはすごく珍しいですよね。(ほとんどのコーヒー屋さんが商社や問屋を通して生豆を仕入れる)
そしてまたすごいのがコーヒーのほとんどがスペシャルティの品質でさらに100g500円前後で安い!さすがダイレクトトレード。

コーヒー豆のネーミングもちょっとおもしろくて(写真参照)
昔ながらのコーヒー屋ではよくこういう名前を付けがちでちょっとダサいのに最近は逆に珍しくて新しいなと思いました笑

そしてこの価格設定でぼくも好感を持ちすこし話が合いました。

コーヒーの敷居を上げたくない。

やっぱり毎日飲むモノなので100g1000円前後の豆は正直しんどい。スペシャルティコーヒーが当たり前になってきて100g1000円超えが珍しくなくなってきましたよね。それでいてたいして美味しくないんですよ。1000円超えたら美味しくて当たり前なのにむしろおいしくないっていう。
でもスペシャルティとはいえコーヒー豆の原価なんて知れてるんですよ。
日本はお茶があるのでコーヒーは文化として根付いてないんですよね。ファッション感覚で飲んでる面がまだ多い。
缶コーヒーやインスタントコーヒーが主流な文化もありますよね。需要が外国ほどないので値段をあげないとお店もやっていけないのが現状なのかもしれません。

スペシャルティコーヒーについてはいろいろ思うところがあるのでまたブログに書きたいと思います。